これこそ、ザ・日本!!借景を楽しみながら暮らす

「借景」という言葉をご存知でしょうか。借景とは本来、庭園外の山や樹木、城などの自然物を庭園内の風景に「背景」として取り込み、前景の庭園と背景となる景色とを一体化させて景観を形成する手法のことを言います。例えば滋賀県にある「玄宮園」は、遠く高台に建つ彦根城を「借景」にしています。また、島根県にある「足立美術館」は遠く勝山を「借景」としていることで有名です。そのように、遠くの景色と近くの景色とを一体化させて楽しむ方法が借景と呼ばれています。例えば下記の庭園では、見事な借景を楽しむことができます。
・修学院離宮(比叡山)
・円通寺の枯山水庭園(比叡山)
・天龍寺の方丈裏庭園(嵐山・亀山)
・栗林公園(紫雲山)
・玄宮園(彦根城天守)
・足立美術館枯山水庭(勝山)
・仙巌園(桜島)
本格的な日本庭園では、計算されてこの借景を取り込んでいますが、ちょっとあたりを見回してみてください。あなたの家からお寺の境内は見えませんか? 緑の美しい公園は見えませんか? その景色を自分の家と一体化させて楽しむことができるのならそれも「借景」。意外なところに借景は隠れているのです。
これこそ、ザ・日本!!借景を楽しみながら暮らす
借景を知り、その方法を学ぶ
借景を知り、方法を学ぶことで、借景への関心が高まります。
自宅周辺を借景にしてしまおう
自宅周辺を散策して、何でも借景にしてしまいましょう。



